円高とは

円高という言葉を耳にしますが、円高とは一体どういった意味なのでしょうか。

1ドルが150円と1ドルが100円の場合にはどちらが円安でしょうか。

これは1ドル150円の方が円安で、1ドル100円の方が円高です。

100円と150円のものの値段のだけを見れば、明らかに100円の方が安いのですが、1ドル100円や150円というのはドルの価値が100円なのか、それとも150円なのかという意味になります。

ですから、1ドル150円の方が、ドルの価値は高いことになります。

日本の円から見てみると円の価値が低い場合が円安で、円の価値が高い場合には円高ということになるのです。

円高とは他の国の通貨に対しての価値が高くなることを意味しています。

1973年に変動相場制になってからは、円に対してのほかの国の通貨は、経済成長率、インフレ率など、経済情勢に影響して価値は変動しています。

1985年から88年には大幅な円高がありましたが、これは日本の経常収支の黒字や、経済成長率、低物価上昇率や他の国の協調によるドルの高是正のために円高になりました。

円高になれば、輸出産業は影響をかなりうけて、日本では円高不況になりますが、輸入する分には海外からの製品を安く仕入れることが出来るので、海外製品を安く手に入れるという面では国民にとって経済成長の一つです。

円高になれば、日本の円の価値が高くなりますから、他の国への日本製品の輸出は難しくなり売れ行きは悪くなりますが、逆に、海外からの製品は輸入しやすい状況になります。

これが円高と呼ばれる状態です。